【ROCK SOUND】メタルレジスタンス全曲ガイド

いくぞ。
BABYMETALの新たな賜物「メタルレジスタンス」がFox Day(4月1日)に発売される。どのようなアルバムになるのかを知っておいてもらえるよう、各曲ガイドを考案した。

1. ROAD OF RESISTANCE
これは過去に発売されたDragonforceのギタリストHerman Li、Sam Totmanと共にレコーディングされた曲で、俺たちがBABYMETALに期待する全てに、少々のDragonforceの活気と指先の燃えるギターがおまけに加わったものだ。そうそう。それからサビには小国と同じくらいの大きさのフックがある。素晴らしい。


2. KARATE
これは自分自身で聴いてみるといい。あのサビな？
(訳注: YouTubeのMVへのリンク)

3. 'AWADAMA FEVER'
エレクトロニックでほぼドラムンベース風なイントロから急展開する先は、怪しいインダストリアルなリフ、高速のドラム、そして — 想像ついたよな — また新たなサビの怪物だ。中盤のとりわけ興味深いブレイクダウンではSU-METAL、YUIMETALとMOAMETALが印象的なボーカル体操を演じる。用心しておけ。

4. YAVA!
クリーンギター(ああ マジだよ)そしてパンキッシュ、ほぼスタッカートのAメロが激しいメタルへと増幅していき、またしてもBABYMETAL方程式の興味深いひねりを提供する。

5. 'AMORE'
この曲は急速なメタルと激烈なギターからの新鮮な変化だ...最初の30秒間は。その後、曲は更なる急速なメタルと激烈なギターへと増していく。この構成が「Amore」を最も過去のBABYMETALに近い曲としているが、それでもなお進歩したボーカルを聴かせる。

6. 'META TARO'
威風堂々としたチャントによる「Meta Taro」のオープニングは狙い通りにゆっくりと(訳注: したテンポで)進み、ここまでに慣れた高速にはならず、この曲をあたかもアルバム1曲目かのように聴こえさせる。疑いなくアルバム後半の素晴らしい入り口の役割を果たしている。

7. 'FROM DUSK TILL DAWN'
もし前の曲がスピードを欠いていたのなら、「From Dusk Till Dawn」はそれを補って余りある曲だ。ソフトで熟慮された鍵盤の先、女の子達のつんざく長いスクリームが、バックグラウンドの「ウォアー」を超えるその壮大さは、映画のサウンドトラックに価する感覚をもたらす。

8. GJ!
メタルコアのギターとエレクトロニクスがこの曲を始め、チャントするAメロ、そして耳にはびこるブレイクダウンが、リズムの強い、腕を振り上げさせるサビへと急上昇させる。BABYMETALとは何なのかを知らしめる3分間の爆風だ。

9. SIS. ANGER.
これはハードなやつだ。超速ドラムとギターが甘く優しい高いボーカルで相殺され、サビへとスローダウンする。そのサビはスタジアムとパイロのために作られたものだ。甘いギターソロも「Sis. Anger」には含まれている。

10. NO RAIN, NO RAINBOW
これはストリングスやその他全てを備えたピアノがリードするバラード。BABYMETALの力強い聴覚襲撃に少し疲れたかい？この5分間は一息つくためのものだ。

11. 'TALES OF THE DESTINIES'
1分間の「Tales Of The Destinies」は獰猛で、次には女の子達の歌がさらに舞い上がるように完全に平穏。そして君が気づく間もなく力強いギターとシンセが戻り、スピーディーで気高いサビになる。そして抑制のきいた美しいピアノで終わる。そのほぼ5分半の間、まさに壮大。

12. 'THE ONE' (English version)
このアルバムのクローザーは6分半のピアノではじまり、なめらかなギターの旋律が潤滑剤となり、(明らかに)英語で歌われ、このバンドの一層の幅広さを見せつける。「Is this the end of the world(これは世界の終わり)?」彼女達は曲の中で問いかけるが、この曲は
BABYMETALがまだ始まったばかりだという証拠のように感じられる。

ソース: ROCK SOUND