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Sam Cronin著
House of Bluesは、ウォールオブデスを繰り広げるには狭すぎるかもしれないが、この水曜日の観客がBABYMETALというバンドに対して示した、あれ程のリスペクトがあれば何事も不可能ではない。その日本人グループは、同名アルバムをサポートする為の「Metal Galaxy」ツアーの一貫としてボストンを訪れた。
彼女達はその独特なジャパニーズポップスとヘヴィーメタルの融合を、満杯に感じられた観客たちへと届けた。そのトリオが一分の隙もないダンス、力強いボーカル、素晴らしいメタルを混合している。最も印象的であった事は、灼熱のギター・ソロやリフに、振付されたダンスを合わせる、その力量であると言わずにおれない。このメタルシーンにおいて、彼女達にしか絶対に成し得ないものだ。
観客のBABYMETALファン達はモッシュし、飛び跳ね、前述のウォールオブデスにさえ、フロントレディのSuzuka Nakamotoによる巧みな命令で突進していく。言葉を使う事もなく、一面の観客を二手に分け、曲のブレイクダウンに合わせ、コントロールされたカオスを形成させるのだ。
バッキングバンド — その完全体の4ピースメタルバンドをそう呼ぶ事が許されるのならば — は、サポートするパフォーマー達として、その明白な才能をもってスキルフルにバランスがとれた仕事をこなしている。ふさわしい箇所でソロを取り、フロントウーマン達の邪魔にならないように引くべきところも分かっており、そのパフォーマンスの為に、がっしりとした支柱を提供し続けていた。
[中略]
概して、BABYMETALはその夜、やすやすと制しており、NakamotoとMoa Kikuchiは暫定の代理メンバーと共に完璧にアレンジされたダンスパフォーマンスを見せていた。元メンバーYui Mizunoは2018年10月にバンドを脱退し、それ以降は、バンドに残ったデュオは、高名なポップグループMorning MusumeのRiho Sayashiとパフォーマンスしている。その水曜日の夜のミステリアスな3人目のパフォーマーがSayashiだったのか、そして彼女がバンドの公式メンバーとなるのかは、確かではない。
BABYMETALは「METAL GALAXY」をサポートするワールドツアーの内、USツアーを10月を通して行う。[後略]
ソース:https://www.edgemedianetwork.com/entertainment/music//281796
いつも興味深い翻訳をありがとうございます。
返信削除メディアのレビュー内容が確実に過去とは変わってきましたね。
それはメタルメディアのレビューじゃなからとも言えますが、一般メディアのレビュアーがやっとベビメタを語る言葉を獲得しだしたんじゃないかと、ここ一連の翻訳レビューで思わされました。
この北米ツアーでPOPファンに留まらない反響を得るのか得ないのか、それにはゆいを失ったすぅもあの不安定に見えるキャラクターから、まだ先じゃないかという気がします。
この先が、近い未来ではフォーラムが楽しみです。