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BABYMETALがMyth LiveでMetal Galaxyに歓楽をもたらす
Katie Ahrens著
それは土曜の夜。Myth Liveにいる私は、あらゆる年齢層のメタル狂信者達に囲まれている。全員が日本のKawaii MetalグループBABYMETALを見ようとエキサイトしてるのだ。そのグループはツアーでアメリカに来る事は稀で、来るとしてもほとんどはCalifornia。中西部に彼女達が来たという事実だけであり得ない程に上出来。
2016年からずっとBABYMETALのライブを見たいと望んでいた。それはAlternative Press Music Awards(APMAs)に登場した彼女達を初めて見て以来のこと。
あれほどに多くのクリエティブな要素を、ファンタスティックなギミックへと結合させたアーティストを決して見たことがなかった。メタルのド派手さと、日本人の小さなKawaii女の子たちの愛らしさが、あれほどうまくミックスされている事が信じられなかった。
案の定、速攻で没頭した。(下のツイートに強く表れているとおり)
その3年後の今、私はついに彼女達を見られるんだ。
共にこの体験を共有する他のコンサート狂の様子を観察しようと見回してみる。このショーには、かなりの数の子供達も参加している事に気づく。重厚なイヤープロテクターをつけた男の子たち、そしてスケルトンドレスを着た可愛すぎる小さな女の子も。
すぐに私はその子達の幼年時代にうらやましさを感じていた。なぜ私の両親は、成長過程の私をメタルライブにもっと(むしろ1度でも)連れてきてくれなかったのだろう。嫉妬をたぎらせている時間もない。照明が一瞬で落ちるとスウェーデン人オープニングアクトAvatarがステージに登場したのだ。[中略]
2016年以降のBABYMETALが辛い道のりを辿ってきた事は公然の事実だ。2017年にはギタリストMikio Fujiokaの急逝、そして2018年にはオリジナルメンバーYui Mizunoの離脱。
それ程に巨大な障壁に、それ程の短期間に対峙する事となった彼女達は今、私がバンドを愛する事となった時と同じような趣を与えてくれるのだろうかと興味深く感じていた。
結果、変わらぬ活気を保つ事はなんら問題ではなかった。
室内が闇につつまれる。センターステージにある巨大なスクリーンがライトアップされ、銀河と回転するクロームの狐面が映し出される。ファンをMetal Galaxyへといざなう世界がスクリーンに映される中、マスクで覆った演奏家達がステージへ登場。
この一連はライブセットのオープナーというだけではなく、近日リリースされるアルバムMetal Galaxyの広告にもなっている。これは本当に極めて巧みに成し遂げられていて、室内の興奮も高まりも感じられる。
ほどなくステージ後方に3つのシルエットが見えた。赤い照明の光の中、静かに行進。BABYMETALが登場したと知るや否や、私の心臓が弾む。
BABYMETALがポーズを取り、ほんの束の間、最初のコードが打ち鳴らされ、3人の女性が躍動し、猛烈なダンスが始まる。素晴らしい黒の宇宙的衣装を身にまとった彼女達。その衣装は動きやすくもなければ、快適に踊れるものでもあり得ない。
BABYMETALから学べるものが1つあるとするならば、嘘偽りなく、それは振付が何もかも更にクールにさせる、という事だ。もしあなたがバンドをやっていて、クールになりたいとしたら?振付を加えなさい。必要なのはそれだけよ。
最初の曲が終わり、フロントウーマンのSU-METALとしても知られるSuzuka Nakamotoが、先程、画面に映し出されたクロームの狐面を持ち出す。
ステージセンターで面を持ちポーズをする彼女。そしてフォトピットへとそれを投げ捨てる。スタッフの男がそれを拾い上げる為に走ってきて、私を突き飛ばす寸前のところだったが、ファンの熱が高まる一方の最中、そんな些細な事は私の気にもならない。
ほどなくバリケードを超えてクラウドサーファー達が放り込まれてくる。(Mythでは許可されていないのは確かなはずだが、どうでもいい)セキュリティーガードがそれぞれを受け止めようと走り回る。私は間違いなく、その内の誰かにぶつかるはずだが、そんな事を気に留めていられる余裕もない。
セット終盤に、私のお気に入りの曲「KARATE」がプレイされ、カンフーダンスと一杯の楽しさがそこに詰まっている。
エンディング近く。ペースが変わり、SU-METALがセンターステージに1人で立ち、「THE ONE」を歌う。皆が携帯やライターを取り出し、フラッシュライトのような事を始める。これもまたメタルライブで見る事になるとは思えないものだ。
そしてあまりにも早く、彼女達は「Road of Resistanceでその夜を締めくくる。メンバー達が巨大な旗を手に持つ中で始まり、終わりには、その5分間以上に及ぶ速いペースのダンスを目撃し、観客たちはもぬけの殻となっている。
BABYMETALは笑顔を見せ、さよならと手を振り、そしてステージから消えた。
今までエンドクレジットのあるコンサートを見たことがなかったが、このライブではライブが終わるとスクリーンに表示され、観客にニューアルバムが来月発売される事と、残りのツアー日程を思い出させる。
正直に言って、これは本当に良いライブの終え方で、これが一般的でない事に驚きを覚える程だ。
今日に至るまでBABYMETALを聴いたことがなかったなら、悪いことは言わない。聴いてみて。そしてもちろん10月11日には間違いなくMetal Galaxyを手に取るようにね!
熱のあるレポートですね。
返信削除翻訳ありがとうございます。
翻訳ありがとうございます。
返信削除いつも楽しませてもらっています。
いつもありがとう🙋
返信削除素晴らしい、熱量をそのまま頂いた翻訳です。
毎年アメリカに行っていて、去年は中西部にも行ってるんだけどなぁ
返信削除まだまだ広報が足りてない証拠だな
いつも翻訳ありがとうございます。本当に感謝してます。
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