2016年4月15日金曜日

【LOUDWIRE】2016年ベストアルバム(現時点までの)

2016年ベストアルバム(現時点までの)

 Joe DiVita著

BABYMETAL - メタルレジスタンス

来いよ、ヘイター共!BABYMETAL2枚目のアルバム「メタルレジスタンス」はJ-POPと痛烈なメタルを見事に混ぜ込んだものだ。十代のトリオの疑いようのない魅力の向こうに、BABYMETALの楽器セクションは選り抜きの作曲と技術の熟練を誇っている。「KARATE」や「Awadama Fever」といったずば抜けた曲はメインストリームラジオのリスナーを獲得するに充分なキャッチーさである一方、「Tales of the Destinies」や「Road of Resistance」はどんなメタルエリート主義者達の口もあんぐりとさせる。「メタルレジスタンス」には一切弱点がなく、そのアルバムの非のなさは大多数の現代のメタルバンドを過去に追いやる。


他に選ばれたアルバムは: Ihsahn - Arktis / Graves at Sea - The Curse That Is / Amon Amarth - Jomsviking / Rotten Sound - Abuse to Suffer / Wormed - Krighsu / Killswitch Engage - Incarnate / Inverloch - Distance | Collapsed / Anthrax - For All Kings / Destroyer 666 - Wildfire / Oranssi Pazuzu  - Värähtelijä / Eight Bells - Landless / Fleshgod Apocalypse - King / Megadeth - Dystopia / Agoraphobic Nosebleed - Arc


ソース: LOUDWIRE

3 件のコメント:

  1. とうとう言っちゃいましたね。
    いつか言うとこが出てくると思ってました。
    ベビーメタルに衝撃を受けた若いミュージシャン(趣味、プロ志向含め)がメタルを嗜好の範囲に入れ新しい事を始める気がします。ベビーメタルの後追いは難しいかもしれませんがベビーメタルで示された基本を押さえつつというやり方で何かが始まりそうですね。
    既存のミュージシャンの良いところも知った上でゆよゆっぺさんという人も発掘し、しかもパソコンが壊れるほど曲を作り直させた鬼。ミュージシャンの戦場とも言えるフェスにアイドルを出す鬼。打ち込み音源を生身のミュージシャンに再現させる鬼。この前誰かが言ってましたが小林さんは鬼ですねこうやって書き込んでみると。まるで黒澤明か星一徹ですよ。メイトは明子姉さんかなあ。

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    1. 若いミュージシャンやクリエイターへの影響は計り知れないと思います。これまで不本意ながら「国内売れ線」の低レンジ&ユニゾン縛りの曲を書いて提供してきた才能たちが、やっと世界を舞台に腕を振るえる時代が幕を開けました。
      小林さんの信念も敬服ものです。かつてローカル番組に革命を起こした水曜どうでしょうの藤村ディレクターのような、妥協を許さないエゴイズムを感じます。

      しかし、この表紙をみてマーティフリードマンはどう思うんだろう。
      「みたかいデイヴ、これがメガデスを辞めた俺が飛び込んだ世界さ」
      ようやく時代がマーティさんに追いつきましたね。

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  2. いつも翻訳ありがとうございます!

    翻訳してもらった欧米各紙の記事の読んで皆さん普通にあれこれ言っていますが、やっぱり異常ですよね、この状況w
    欧米各紙がBABYMETALを雑誌の表紙に取り上げたり、新譜を絶賛してたり、ライブを絶賛したり、(現時点でとのことですが)海外のビッグネームと肩を並べてBABYMETALの新譜が年間最優秀アルバムにあげられたり。今までどれだけの日本人アーティストがこのような状況を夢見て海外進出を試みてきたか。そしてそのどれもが、失敗、もしくは多少の成功で終わってきたか。反論される方もいるかもしれませんが、BABYMETALの現時点だけでみても、欧米でこれだけの成功(継続的な絶賛でもいい)はおさめたメジャーな日本人アーティストはいないでしょう。
    まぁ一方で批判ももちろんありますし、BABYMETAL自身にとってはまだまだこれからなんだとは思いますが、やっぱりこの状況、異常ですw

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