2019年10月16日水曜日

【LOUD AND PROUD】Metal Galaxyアルバム・レビュー



本記事は、イタリア語から英語への機械翻訳を通した上で、日本語訳されています。
翻訳の正確性は担保されておりません。

BABYMETAL — Metal Galaxy

Alberto Biffi著

80点
★★★★☆

お前らが鼻で笑ってるのがわかるよ。Loud And ProudにBabymetalだって?Biffi、君がレビューするっていうのか?そうだぜ。論争を呼ぶレビューが欲しいか?ここにあるぜ。だがその対象とは、日本の芸能事務所が次から次に送り出す(Arashiのように)作り上げた(当初は3人だった)2人の日本人アイドルではない。その論争の対象はメタルだ(冒涜的!)。我々が対象であり、メタルバンド達が対象だ。純粋でハードなる者共よ。SlayerからLombardが経済的理由で追いやられた時に、お前達は何をした?鎖かたびらを身にまとった騎士共よ。ブラックメタルの偶像達が、スタイリストを連れ立って、装飾品とピンク色のニシキヘビと写真撮影をしていた時、お前たちは何をした?悪魔崇拝主義メタルヘッドであり、パイエットをグーグルで調べずに正しく書ける俺はいかがだい?高潔な者共よ。お気に入りのバンドの名前が入っていれば何でもバカみたいに買う者共よ。Iron Maidenビール、Slayerシューズ、Testamentクリスマスセーター、Metallicaパンツ、Darkthrコップ・・・いや、誰も何もしなかった。簡潔に言えば、不快なるメタル・マーケティングの中に俺たちは居るのだ。首まで浸かっている。それでも、まだ俺たちは言うんだ。
「Babymetal・・・これじゃメタルが終わってしまう」。いいか、若造共よ。もう既にメタルが終焉を迎えてから、時間は経っているんだ。終わり、埋葬され、腐乱したんだ。もちろん、そこには「レジスタンス」がいる。ごく一握り、音楽を信じるバンドがいて、千の努力と涙と汗で、メタルを推し進めている。だが、それ以外は?金だ。ファッションだ。Morbid AngelのTreyは、彼の腕にあった逆十字タトゥーを消し、母親はステージに登り、我が子のライバルミュージシャンを叩きのめしている。そして俺たちファンといえば?女の子たちはコンサートに来て、すぐに666枚の自撮りを完了。残りの数時間は、最高のアヒル口写真を選んでる・・・ああ・・・もちろん自分の背景にステージが写ってなきゃならない。男性は永遠にムカつき続けていて、不快な表情で、ターミネーターのように歩いている。俺たちはファイトクラブにいるわけじゃないんだ。落ち着けって。でも、何もかもがフェイクだ・・・全てが商業化された芸術になっている。パンクへのアンサーとして産まれた音楽が変容している。計算ずくの再結成、計算ずくのアルバム、計算ずくのインタビュー、計算ずくの金。以前は長髪やタトゥーをしている者は、どこにいっても差別されていた。そうだ。俺たちは無法者だったのだから。今や14歳になれば、母親の加護(と金)の元でタトゥーを入れる時代だ。音楽はYouTubeで聴かれ、コンサートはスマホの画面越しに見るものだ。しかしながら一方で、誰が最も獰猛なバンドによる残忍なコンサートを見たかを競い合ってもいる。[中略:数行機械翻訳で意味の判別不能]シーンは、最早そのようには動いていない。我々はMetallicaを見る為に90ユーロを払わねばならないのだ。Metallicaのコンサートで、どれだけ自撮りがうまく出来たか競いたいのか?こういった事を言っているのは(友よ、これは本心なんだ。本当に!)、君の表情から不快感を取り除くためなんだよ。第一に、フォークメタルやシンフォニックメタルとBabymetalのサウンドは、それほど遠いもんじゃない・・・どちらも攻撃的なものでもない。その日本人デュオはJ-Pop、またはジャパニーズ・ポップから持ち込んだメロディを歌っている。HelloweenやStratovariusのようなグループのボーカルラインと、それほど遠いもんじゃない。俺の事を一度でいいから信じてみてくれ。フォークメタルバンドがプレイする、本当に「ハッピー」なメロディは、2人のパッチリお目々のお人形さん達が表現する軽快さと非常に近いもんだ。という事は?何がメタルで、何がメタルじゃない?ああ・・・そうだな。アティチュードだな。俺たちにはタマがあって、ヒゲを蓄えて、床にツバを吐きかけてなきゃならない・・・だとすると、このアルバムでも歌っているAlissa White-Gluzの影で、俺たちが死ぬ事になる。俺が言いたい事っていうのはだな・・・我らがMetal Godが彼女達とステージを共にして、彼女達は「Painkiller」を歌った。俺たちに何か言える事があるか?何もない。その通りだ。それから、彼女達と一緒に演奏しているバンドは?その生理もきてない年齢の女の子たちをサポートしているのは、セッションで雇われた有名(または、やや有名な)バンドのメンバー達だ。アルバムについて伝えるべき事は?たくさんのクールなエフェクト、クレイジーなサウンド、卓越した楽器演奏、頭の中へと忍び寄り、二度と離れる事がないキャッチーなメロディ。あらゆる人を楽しませようと、このデュオの為に作曲をした誰かは、あらゆる食材を満杯になるまで投じている。ひとつまみのデスメタル(本当だぜ)、多少のエレクトロニクス、ソロ。何もかもがある。例えばMachinae Supremacyとも遠くはないものだ。彼らがメタルで、Babymetalはメタルじゃないって?でもその名はチンコや卵巣にも残り続けるものだって?いいや、なんでそうなるんだ。[Machinae Supremacyが、]マッチョなわけでもないだろう。わかったわかった。端的に言って、君が50歳で未だにメタルの同胞愛による神話の中に生きていて、ベッドの下には剣をしのばせ、ママに対してタフさをアピールしているのなら、このアルバムを聴いても、血をたぎらせる事はないだろう。もし君の心が開けていて、その「Metal Manga」を聴きながらドライブするなら、その間メタルヘッドにさえあまり見つからなければ、楽しい時間を過ごす事ができるだろう。さて、ここらで失礼して、俺はレザー製のパンティを履き、100回腕立て伏せをしてから、ハーレー・ダビッドソンに飛び乗り、Anal Intrusionのコンサート[訳注:「アナル不法侵入」。そのような名前のバンドは存在しない。]に向かうとしよう。かなりハードなやつだ。ちょっと過剰かもしれないが。

ソース:http://loudandproud.it/babymetal-metal-galaxy/

Ma-Metalさん情報提供ありがとうございました

7 件のコメント:

  1. 素晴らしい擁護論。文章そのものが「メタル」。良いライターですね。

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  2. もはやこれは自分が死んだことに気付いてない呪縛霊に対して
    丁寧に説明してこの世を去って成仏してもらうための念仏みたいなものだな

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  3. 「生理もきてない年齢の女の子たち」とかさあ…まあ、そう見えるかも知れないが、何処かにこの御仁にも偏見が残っているのかねえ…まあ、17歳のビリーアイリッシュにさえSU MOA は年下に見られたみたいだから仕方は無いか…
    確かに「容姿や年齢で誤解したり過小評価するような色眼鏡を外して評価するべきだ」と言う擁護論を展開してくれているね、それも「これぞメタル」と言う文章スタイルで。
    ガチガチのメタルヘッドを解凍して柔軟にするにはこんなスタイルも必要なのかも知れないね。

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  4. 今回のレビュー群の中でもかなり秀逸で面白い。

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  5. 翻訳ありがとうございます!

    裏を返したベタ褒めですね

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  6. 高得点で内容は語らずメタルヘッドへ。
    メタルも所詮商業主義であり作られた物だってあるのにBMの何が悪いんだってレビュー。
    しかもどこよりも長文(笑)

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