まずSXSWはいわゆるフェスとは異なり、多くの会場を使い10日間かけて行われる音楽やいわばエンターテイメント全般の見本市です。その中心に音楽があります。
音楽版のモーターショーやゲームショーのようなものと理解していただければわかりやすいかと思います。TOYOTAや任天堂のブースの代わりに、レーベル、雑誌社、バンド主催のショーケースがあるようなものです。
新たなツアーやリリースの商談に繋げたり、世界中から集まる評論家やメディアへの露出をはかるためのライブやプレゼンを行う場であり、お客さんを満足させるためだけの場ではありません。
それでは以下、記事訳です。
速報: SXSWにおけるメタルの存在感は未だに絶望的
Andy O'Connor著
昨年、俺はメタルとSXSWの関係性について非常に厳しい分析をした。端的に言えばそれぞれ互いに対する軽蔑を記録に残した: SXSWはメタルに惹きつける力があるとは見ておらず、一方メタルヘッズは彼らやその音楽に一瞥もくれないフェスティバルをますます嫌悪していた。今年、その事はますます悪化していたとここに伝える。公式のショーケースが過去以上に貧弱だっただけでなく、そのフェスをメタルヘッドとして楽しくための主な鍵となる非公式のライブでさえも違いを生じさせるための熱を生む動員が不十分であった。SXSWのオフィシャルプログラムから完全にメタルが取り除かれている事は、俺にとってショックでも悲しくもなかった。クソ。俺は失望して、さらにはその事さえも感じなくなってきつつある。
(中略: SXSWでのメタルライブについてのレポート等)