インドネシアのメディア「metameta musik」によるMETAL GALAXYアルバムレビューです。インドネシア語から英語への機械翻訳の結果を日本語訳しています。
Metal Galaxy:BABYMETAL史上最も革新的なアルバム
Dharma Samyayogi著事実:
好むと好まざるに関わらず、過去10年のロックとメタルシーンにおいて、Babymetalは最大のセンセーションの1つである事は否定できない。サブジャンルKawaii Metal(Kawaii=キュート)のパイオニアであり、L'Arc-enCiel、X-Japan、そしてLoudnessという、一時は国外へも輸出されていたロックレジェンド達の確かな後継者だ。J-Popアイドルとヘビーメタルのハイブリッド・ユニットである事により、その9年間のキャリアで様々な議論を巻き起こし、製造された音楽プロジェクトであるという意味で「manufactured」と呼ばれ、真のバンドではなく、「純粋主義者」にはFake Metalとさえ見なされていた。また、Yui-metal(Yui Mizuno)の脱退後には、ファンの失望も買っていた。2019年10月11日に発売されたサード・アルバム「Metal Galaxy」を通じて、残った2人のメンバーであるSu-metal(Suzuka Nakamoto)と、Moa-metal(Moa Kikuchi)は、世界中のメタル民達の音楽的才能に対する疑念に対し、デュオSu-Moaとしての答えを出したのだ。
長所:
ボーカルアレンジ、限界を設けない探究と超キャッチーさの両立、生みの親であるポップスとヘビーメタルの内外の様々なジャンル(EDM要素を含む)を使った大胆な実験、そういった共通テーマを保ちながらも、Babymetalは各アルバム毎に新しい何かを提供している。過去2作の「Babymetal」(2012)、「Metal Resistance」(2016)と比較して、「Metal Galaxy」は、EDM度が増している。Babymetalの音楽が前進していくビジョンを語るオープニングトラック「FUTURE METAL」、続く「DA DA DANCE」、そして「Elevator Girl」は、ヘッドバンギングよりジョギングにふさわしいような曲だ。さらに「Shanti Shanti Shanti」では、インドのエスニックポップスを強調し、ギターディストーションの唸りを抑えている。Babymetalの全楽曲は、踊れるように作り上げられており、その成分が本作では増加している為、非メタル耳にも届きやすいものとなっている。すなわち、より幅広いオーディエンスに届くものなのだ。だが、「Distortion」(Arch EnemyのボーカリストAlissa White-Gluzをフィーチャリング)、そして特に「PA PA YA !!」(タイ人ラッパー F. Heroをフィーチャリング)をチェックしてみてほしい。まだ他にも、より「メタル」な曲はある。それはAmon AmarthやTurisasの方向へと舵を切ったバイキング風の「Oh Majinai」(SabatonのボーカリストJoakim Brodenをフィーチャリング)だ。そして、パワーメタルモードに振り切ったクロージング・トラック「Arkadia」も同様だ。
弱点:
全曲が合唱を促す出来であり、一度聴けば頭の中で成り続ける曲であるにも関わらず、フィジカル盤、デジタル版のどちらにも歌詞が含まれていない。加えて、あと1つ。幾つかのEDM曲に、「メタル」が足りなく感じられる。よりロックでアグレッシブなBabymetalを求めるタイプのファンは、そういった曲を飛ばしてしまうだろう。
結論:
作曲の創造性、目がくらむほどに魅力的なステージパフォーマンスにより、様々な音楽スタイルを融合した、最も大胆なアルバムだ。
ソース:https://matamatamusik.com/metal-galaxy-album-babymetal-yang-paling-inovatif/
Ma-Metalさん情報提供ありがとうございました
インドネシアに限らずアジアの音楽メディアは
返信削除総じて的確でBMに理解が深いですよね。
ロック/メタルという欧米発祥の先行文化がある。
そこに挑むという立ち位置が等身大で腑に落ちるんでしょうか。
"アジア"と言いましたが
「後発」の最先行者たる日本のメディアが
むしろ一番"拗れて"いるのと面白い対称です笑
改めてアジアツアーの重要性を感じます。
ある意味、BMにとってアジアの国々は
成功が見えてる「安牌」なのかもしれませんが。